観光親善大使が決定|相模原市の魅力を発信

2021/04/15

委嘱式に出席した(前列左から)同協会の北村美仁専務理事、稲葉さん、飯塚運営委員長、はやツー君を持つJAXA吉川真教授、アティを抱く飼い主のオッターマンさん、(後列左から)学生オフィシャルサポーターの菊地成美さん、観光親善大使の鈴木さん、岩永さん、吉原さん、佐藤さん、勝目さん=3月30日、市役所本庁舎 ※役職名は取材日時点のもの

 市にゆかりがある著名人が務める「名誉観光親善大使」は、昨年度に続き、緑区出身のお笑いタレント・タブレット純さんと、中央区在住のラジオパーソナリティ・野村邦丸さんが就任。加えて今年度は、市出身のモデルの冨永愛さんと俳優の稲葉友さんが名を連ねた。式に出席した稲葉さんは「名誉ある大使に就任し光栄に思う。僕ができるやり方で相模原の魅力を発信していきたい」と抱負を語った。冨永さんは市観光協会を通じて「相模原ならではの魅力を、もっと広く、もっとたくさんの人に伝えていければと思い、楽しみにしています」とコメントを寄せた。

 今年度から新設された「相模原市特別観光親善大使」には、緑区のキャンプ場に飼い主と共に頻ぱんに訪れ、その様子などの動画がYouTubeで話題となっているコツメカワウソの「アティ」(2歳、雄)と、小惑星探査機はやぶさ2のイメージキャラクター「はやツー君」が就任。同大使はSNSを中心に市の情報発信を行う。

 一般公募により決定する、「第15代相模原市観光親善大使」も式で初披露となった。応募があった35人の中から2度の審査を経て選ばれたのはいずれも中央区在住の勝目麻友さん(20)、佐藤玲那さん(21)、吉原あさひ(吉は下が長い)(19)。3人の中で唯一市外の山梨県出身である吉原さんは「相模原に関してはまだ初心者。地域活動の応援をしたり、若者の市に対する愛着を深めることができたら」と意気込んだ。昨年度就任し任期を延長した第14代同大使の岩永優花子さん(20)、鈴木朝登さん(同)との5人体制で市をPRしていく。

 なお終身名誉観光親善大使には、元F1レーサーで、自転車ロードレースチーム「Team UKYO SAGAMIHARA」を主宰する片山右京さんが2007年から就任している。

 委嘱式で飯塚運営委員長は「例年以上の華やかなメンバーで、大いに市の魅力をPRしてくれると確信している」と期待を寄せた。 ]]>