山本 篤司さん

2021/05/13

神奈川県商工会青年部連合会24代会長に就任した 中野在住 41歳

変化に即した対応を

 ○…約600人が所属する神奈川県商工会青年部連合会、通称「県青連」。津久井では1990年以来、2人目の大役となる会長に就任した。任期となる2年を「コロナ対応に追われる活動になる」と気を引き締める。「対面を必要とする事業が制限され、リモート中心になると思うが、本当に必要な事業を見極めていきたい」と持ち前のポジティブ思考でとらえる。「ピンチの時ほど新たな可能性が生まれてくるので、コロナ禍を仲間と前向きに乗り越えていきたい」

 ○…津久井商工会には29歳で入会。青年部では津久井やまびこ祭り、台風19号の災害対応など積極的に活動してきた。「津久井は人と人との繋がりが深く、団結力がある。一昨年の災害対応などは、各団体の枠を越えた若手があそこまで一つになれる地域はあまりないのでは」と振り返る。昨年は津久井商工会青年部長に就任したが、2年の任期を待たず後輩に職をゆずり、今年は県青連に専念する。

 ○…津久井生まれの津久井育ち。亡き父親から引き継いだ教科書納入を中心としたの書店事業と、起業したデイサービス事業の2つを柱とする(株)ヤマモトを営む。中野のデイサービスは、高齢者のリハビリやトレーニングを主とした施設。「高齢化が進む津久井地域。一生元気で健康寿命が延びることは大切なこと。少しでもそのお手伝いがしたい」

 ○…野球、バスケ、ゴルフなど根っからのスポーツマン。2男2女に恵まれ、上の3人の子どもは地元の少年野球チーム「中央イーグルス」で活躍する。「子育ては妻頼みで感謝の言葉しかない。コロナ禍で在宅が増え、子どもとの時間がとれるようになったので、悪いことばかりではない」と話した。
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https://www.townnews.co.jp/0303/2021/05/13/573965.html