未来へバトンをつなぐ

2021/05/13

移動販売車の前で笑顔の尾崎店主と妻の紗矢香さん

その町のほんの小さな八百屋 まる然

 SDGsの目標3「すべての人に健康と福祉を」の理念のもと、健康や地球のことを考え、無農薬、無化学肥料の野菜と無添加食品にこだわった「移動八百屋」として、昨年の5月から始動。県内外を飛び回り、尾崎将太店主が厳選した新鮮な野菜を届けている。

 結婚を機に「環境問題」に興味を持ち始めた尾崎店主。環境破壊が叫ばれる中、「子どもたちのため、何かできることはないか」と考え、「それなら土の大切さを伝えられる『八百屋』に」と起業を決意。妻と2人で運営する小さな会社だからこそ身軽さを重視するため、移動販売という業態にした。

 扱う野菜は10〜15種類の季節のもので、オーガニック野菜の魅力を広めることにも尽力。「100年後もおいしい野菜を食べられるような地球が理想。未来の子どもたちにすてきなバトンを渡したい」
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https://www.townnews.co.jp/0301/2021/05/13/573819.html