予算2・6億円 地域活性へ

2021/09/02

 市内の地元店舗・企業を利用して消費した代金の一部を最大で2000円キャッシュバックするキャンペーン「あらっいいお店♪感謝(サンキュー)を込めて!さがみはら・みんなのキャッシュバックキャンペーン」が1日からスタートした。期間は9月30日(木)までの1カ月間。予算規模は2億6000万円を計上し、13万人分の利用を見込んでいる。

 市はキャンペーンを展開することで、新型コロナウイルス感染症で冷え込んだ市内経済の活性化を図りたい考え。今回もさまざまな業種が参加事業者として顔をそろえており、幅広い利用に期待を寄せる。

約1700の店舗・事業者が参加

 今回のキャンペーンの参加店舗・事業者は8月30日時点で1742(中央区724・南区505・緑区513)となった。内訳としては小売が最も多く、次いで理・美容を中心としたサービス、飲食と続く。中には士業などの専門業者も参加しており、さまざまな業種がそろったことで市は多様なニーズでの利用が期待できるとしている。

領収書を市に発送

 昨年度実施された「39キャッシュバックキャンペーン」と同様に、品物などの購入時に市指定のスタンプを押印、またはシールが貼られた領収書(領収証、レシート)を専用の台紙に貼り付けて市に発送すると、10000円以上(合算可)の買い物で一人あたり最大2000円が後日、キャッシュバック(還元)される。利用できるのは1家族につきその人数分となり、キャンペーンの申請は1人1回まで。市民限定キャンペーンのため、9月1日時点で相模原市に住民登録を有する必要がある。

 利用対象は、市内に店舗・事務所などを構え、事業を営んでいる中小企業。新しい生活様式やコロナの感染防止対策を施していることや、事業所で領収書(領収証、レシート)を発行していることが参加要件となる。

 詳細および問い合わせについては市産業支援課キャッシュバック班【電話】042・769・8244。その他、市の特設ホームページ、各まちづくりセンターなどの公共施設の窓口に設置されているチラシからも確認できる。