市内のロボット関連企業・団体が手掛けた先端ロボットが集結するイベントが昨年12月にアリオ橋本(緑区)で開催され、2日間で約2500人の人出でにぎわった。
イベントは相模原をロボットで盛り上げようと京王電鉄とアリオ橋本が企画し、その趣向に市内外の企業17社が賛同して実現。参加ロボットは15種類に及んだ。展示スペースには掃除や移動の補助などの生活支援を目的としたものをはじめ、多彩な用途に合わせたロボットが並び、人々は先端技術を目の当たりにし感嘆の声を上げていた。
参加型の体験教室には多くの子ども連れが集まり、プログラミングのほか、ロボットによる算数の指導などが行われた。子どもたちはロボットからの問いかけに目を丸くしながら笑顔で答えていた。親子で算数教室に参加した小山田連君(6)は、「ロボットに教えてもらうのは楽しかった。学年が上の問題はすごく難しかったので、解けるようになってまたチャレンジしたい」と話していた。