相模原お店大賞 受賞店舗が決定 飲食部門大賞に「NOBU」

2022/01/20

飲食部門対象に選ばれた旬鮮酒場NOBU

 市内で中小小売業・飲食店及びサービス業を営んでいる店舗の中から、個性的で魅力ある店づくりを行っており消費者から支持を受けている店舗を表彰する「相模原お店大賞」。18回目となる同大賞の受賞店舗がこのほど発表され、南区南台の「旬鮮酒場NOBU」が飲食部門の大賞に選ばれた。

 この事業は2004年にスタートし、現在では「飲食部門」「小売・サービス部門」の2部門で募集を行い、市民からの投票を受け付けている。18回目となった昨年は、9月1日から10月30日まで投票を受け付け、インスタグラム投稿に対する「いいね投票」も含め、57963件の投票が寄せられた。その後、市内各区より選出された投票上位店の中から、臨店審査などの厳正な審査を実施。独自性、地域貢献度、接客や商品の魅力などを採点し、受賞店が決定した。

 今回選ばれたのは、飲食部門大賞が旬鮮酒場NOBU(南区)、準大賞が十割そば家みつば(南区相模大野)、かまな庵(緑区橋本台)、小売サービス部門大賞が菓子工房くろさわ(中央区横山)、準大賞がアバンギャルド花木秀(中央区相模原)、利根川Kスタジオ(南区上鶴間)となった。

 飲食部門で大賞に選ばれた旬鮮酒場NOBUは、2017年に小田急相模原のサウザンロードにオープン。通常なら破棄されてしまう未利用魚の積極的な仕入れ、産業廃棄物として処理されてしまう酒粕を使用した料理の開発など、フードロスの削減にも力を入れている。同店の佐藤章伸さんは「多くの支援をいただき心から感謝。珍しい魚やお酒などこだわりを評価していただけた」と笑顔で話している。