花で「感謝」を伝えたい ビーネックスウィズ

2022/03/31

本村市長にアーティフィシャルフラワーを手渡す佐野社長(中央)=10日、市庁舎

 南橋本で夢真ビーネックスグループ(東京都港区、佐藤大央社長)の特例子会社としてフラワーアレンジメントやステーショナリー、アウトソーシング事業などを行うビーネックスウィズは10日、市内で働く医療従事者へ手作りのアーティフィシャルフラワー45個を寄贈した。

 障害者とサポートスタッフがチームを組み、さまざまな事業に取り組んでいる同社。コロナが終息せず、病で苦しむ人やひっ迫した環境で働く医療従事者へ何かできることはないかと社内で話し合い、思案を重ねて「何度でも再生できる、枯れない花」のアーティフィシャルフラワーを贈ることを決めた。スタッフが丹精込めて作り上げた花にはそれぞれ、「皆さまのひとときの安らぎとなり、私どもの心が届きますように」のメッセージも添えられた。

 花を受け取った本村賢太郎市長は感謝の言葉の後、「しっかり医療機関へ届けます」と述べた。佐野裕己社長は「私たちの心が医療従事者の方々に通じますように」と願いを込めた。