「転ばない工夫も大切」 菊屋がSDGsを指導

2022/03/31

生徒に説明する浦上社長=18日

 谷口中学校(南区)の生徒が18日、西門商店街の事務用品店・菊屋浦上商事を訪れ、浦上裕生社長からSDGsについて学んだ。

 地元をさまざまな角度から捉えて見識を広げ、課題解決の術を身に着けることなどを目的に同校1学年が行う「相模原探検」の一環。市内のさがみはらSDGsパートナー登録企業を訪ね、SDGsへの関心を高めたり、多様な課題の解決に向け自分たちができることを考えたりした。

 この日、浦上社長の話を聞き生徒は「『転んでいる人を助けるのは大切だが人が転ばないように工夫することも大切で、SDGsではそういった気遣いが大切』という話が印象に残っている」などと感想を残した。同校は、「訪問してお話を聞く中で、事前学習だけでは見えづらかった取り組みやSDGs全般で心がけていることを深く学ぶことができた」とコメントを寄せた。