相模原納涼花火大会 3年ぶりに通常開催

2022/07/07

会場となる相模川高田橋付近の河川敷=7月1日

 市を代表する観光イベントの一つ第49回「相模原納涼花火大会」が8月20日(土)、水郷田名の相模川高田橋付近を会場に開催される。コロナ禍の影響でここ2年は中止されており、3年ぶりの通常開催となる。感染症対策を十分にとり、規模を縮小して実施する。主催は相模原納涼花火大会実行委員会(久野新一実行委員長)。

チケット制に 

 事前登録制で、入場にはチケットが必要になる。当日の受け付けはしない。花火の打ち上げ時間は従来の75分から60分に短縮する。時間は午後7時から8時まで。

 飲食はテイクアウトなどを中心に販売。会場内に設定したエリア外での飲食は、熱中症対策のための水分補給以外禁止となる。入場者には接触確認アプリ「COCOA」、神奈川県LINEコロナお知らせシステムへの事前登録を促す。

 入場時間の分散を図るため会場内にステージを設営し、花火の打ち上げ前にイベントを開催する予定。会場に来られない人のためにライブ配信なども企画している。チケットの販売方法など詳細は現在検討中。7月15日(金)に、同実行委のホームページ(【URL】http://www.sagamiharahanabi.com/)で発表される。

 久野実行委員長は、「市民の期待は肌で感じている。それに応えられるよう、感染対策をしっかりとり、とにかく安全に、そして来場者が良かったと思ってもらえるようなイベントにしたい」と話している。

 なお、荒天時や相模川増水時は翌日に順延。翌日も実施できない場合は中止になる。また、新型コロナ感染拡大状況に応じ中止する場合もある。

 問い合わせは中央区地域振興課【電話】042・769・9801。