橋本七夕まつり 3年ぶり 屋内で開催へ 8月1、2日 杜のホール

2022/07/21

以前の七夕まつりのステージの様子

 緑区橋本地域の夏の一大イベント「橋本七夕まつり」が8月1日(月)、2日(火)、杜のホールはしもとで3年ぶりに開催される。「歴史ある祭りを後世に継承するために」と、同実行委員会(江成藤吉郎実行委員長)が、感染対策を講じた上で屋内のみでの開催を決めた。

 江成実行委員長は「橋本七夕まつりは地域のコミュニティをつなぐイベント。普段通りの開催とはならないが、なくすことなく次の世代に継承できるようにやりたい」と話す。

 同まつりは毎年8月上旬の週末に開催されてきたが、コロナ禍の影響で2020、21年は中止。実行委では昨年から「来年こそは開催したい」と準備を進めてきた。ところが、その後に緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が発令されると、開催が危ぶまれていった。「ガイドラインを確認すると、来場者全員がPCR検査を受けなくてはならないとか、住所、氏名を控えないといけないなど、開催は無理かもしれないとなった」と江成実行委員長は振り返る。

 しかし、今回が70回目の節目ということもあり、実行委員会からは「式典だけでも開催しよう」という声が挙がった。式典運営委員長の工藤元さんの「感謝のステージを作ろう」という案を取り入れ、これまで七夕まつりを一緒に盛り上げてきた団体などによる歌や踊りなどのステージ発表の場を作ることに決めた。

2日目に感謝祭

 初日の1日は午後3時から、関係者のみで第70回記念式典を開催する。

 2日目は正午から、声優の畠中祐さんによる歌とトークショーが行われる(申し込みは終了)。午後2時からは七夕主演者感謝祭と題して総勢15組の団体、チームなどが歌、踊りなどのステージを繰り広げる。感謝祭は誰でも入場可能だが、感染対策で席数に限りがあるため、満席の場合は入場制限となる。会場では感染対策に協力を。詳細は公式ホームページ(【URL】https://www.hashimototanabata.info/)で確認できる。

 なお、今年は橋本七夕通りを会場とした屋外での開催はない。

 問い合わせは実行委員会事務局【電話】042・750・0423。