東淵野辺に「ひまわり緑地」 地元有志 植栽続け10年

2022/07/21

【上】緑地を彩るひまわりと植栽する同会のメンバー【下】淵野辺東小学校から寄贈された啓発看板

 大野北地区にある東淵野辺2丁目市民緑地で大輪のひまわりが見頃を迎え、近隣住民の目を楽しませている。

 同緑地を管理している地元有志の団体「嶽之内みどりを守る会」によると、緑地を彩るひまわりはおよそ600本。長い期間景観を楽しめるよう6品種ほどを3回に分けて植栽し、時期によって異なる種類のひまわりを見ることができる。

 同会は2010年から活動をはじめ、季節ごとにさまざまな花を管理している。ひまわりを植え始めたのは10年前。最初200本咲いたところ、花を切り落とされるいたずらがあった。そこでメンバーは近隣の淵野辺東小学校に啓発看板の制作を依頼。同校の美化委員の児童が「みんなで大切な自然を守ろう」「みんな大好き市民緑地」とメッセージを込めた看板が毎年寄贈されており、緑地内に掲示されている。

 会長を務める山口信郎さんは「地域の人にとても喜んでもらっている。ぜひ多くの人に見てもらいたい」と話している。見頃は7月下旬ごろまで。