相模原市 市民吹奏楽団の快挙祝う 称讃の楯を贈呈

2023/01/26

団員が見守る中、本村市長(左)から楯を受け取る友田団長

 第70回全日本吹奏楽コンクールで金賞を受賞した相模原市民吹奏楽団(友田幸男団長)に1月21日、相模女子大学グリーンホールで開かれた定期演奏会の場で本村賢太郎市長から称讃の盾が贈られた。演奏会には大勢の観客が訪れ、楽団の快挙に拍手が送られた。

 同楽団は1965年に発足。現在は高校生や大学生を含む、約70人が在籍している。定期演奏会やグリーンコンサート等の自主演奏の開催、吹奏楽コンクール出場のほか、小中学校や公民館から依頼を受け演奏会を行っている。

4回目の金賞

 1940年から続き、伝統ある吹奏楽コンクールである全日本吹奏楽コンクールは、昨年10月30日に北九州ソレイユホール(福岡県)で行われた。同楽団は職場・一般の部で4年ぶり9回目の出場を果たした。コンクールでは課題曲と自由曲のシンフォニエッタ第1番「見晴るかすサーガ」を演奏し4年ぶり4回目の金賞を受賞した。

 友田団長は「一年の最初に目標を立てた全国金賞を受賞できてうれしい。オリジナルの自由曲で満足いく演奏ができた」と振り返った。そして、市から楯を贈られたことについて「創立の頃、市から補助金を頂き、応援していただいたことで楽団は成長することができた。ポップスもロックも演奏するし、市民団体として地元の方に楽しんでもらえるようなステージをしていきたい」と語った。