開幕向け体制発表
サッカーJ3のSC相模原は1月31日、アリオ橋本(緑区大山町)で2023シーズンへ向け新体制を発表した。
今年のチームは、02年日韓ワールドカップでボランチとして活躍した、相模原市出身で元日本代表の戸田和幸監督を招聘。全27選手中21選手が新加入と、フレッシュな顔ぶれとなった。
当日はサガミスタ(SC相模原のサポーター=ファン)の大きな拍手のなか、監督、選手がエスカレーターから登場。戸田監督は「相模原は自分が3歳から18歳まで過ごしたまち。戻ってきた感じ」と凱旋に思いを馳せると、「プロの監督として相模原に戻って来れる機会をいただきワクワクしている。より皆さんにとって大切なクラブになるように、楽しみで仕方ない、生活に密着したチームを目指したい。全力を尽くす」と誓った。
新ユニフォームの発表、新加入選手の紹介もあり、会場は盛り上がりを見せた。
サガミスタ歴3年で、父親とイベントに訪れた栗原勇星くん(8)は「選手がカッコよかった。今シーズンはたくさん勝って、(推し選手の)MF安藤翼選手のゴールもたくさん見たい」と新シーズンに期待を寄せた。
3月4日ギオンス
開幕戦は3月4日(土)、相模原ギオンスタジアム(南区下溝)でガイナーレ鳥取を迎え撃つ。午後2時キックオフ。
なおチームを運営する株式会社スポーツクラブ相模原は2月1日、株式会社ディー・エヌ・エーの連結子会社となったことを発表した。代表取締役社長には西谷義久氏が就任した。