大野小6年生 SDGsで地元企業とコラボ リユーステーマにCM制作

2023/03/09

CM撮影の様子

 南区古淵の市立大野小学校(浅野宏校長)の6年生が、学区内に本社を構える地元企業のブックオフホールディングス株式会社と連携、総合学習で「リユース」をテーマに、CM作りに取り組んだ。

 児童らは、昨年9月から総合的な学習の時間でSDGsの重要性を学習。繰り返し使う「リユース」がゴミを減らし、地球環境を守ることにつながると考え、地元企業のブックオフ社に連携を依頼。リユースを周知するCMを制作し、リユースの重要性を伝える事になった。

 児童たちはクラスごとにグループに分かれ、CMの元となる絵コンテを制作。ブックオフ社や動画制作会社の審査を経た3作品が、実際にCMとして撮影された。2月2日には保護者を招き、完成発表会が開かれた。実際にCMに出演した真船蓮士さんは「6年間の中で一番緊張した」と正直な気持ちを吐露。青木莉羽さんは「皆で協力してできたものが流されるのは嬉しい」と喜んだ。

 2月17日には全校児童・保護者が協力して「資源回収会」を実施。各家庭で不要になった本や衣類を持ち寄った。回収した品はブックオフ社が「リユース品」として買い取り。査定後、収益金は同社を通じて赤い羽根共同募金に寄付される。

 なお児童たちが制作したCM動画は、古淵駅前のブックオフプラス古淵駅前店本・ソフト館、同アパレル館の2店舗の店頭で3月4日から放映されており、22日(水)まで流される予定。