相模原市 施設の命名権を募集 8月8日まで

2023/06/22

初めて導入された「サーティーフォー相模原球場」

 相模原市は6月12日、「2023年度相模原市ネーミングライツ提案型」の募集を開始した。スポンサーとなることを希望する企業などが、市が所有する施設を選んで愛称を提案してもらうことで、事業の財源に充てるのが目的。

 対象となるのは市内の文化施設、スポーツ施設、貸館施設などの公共施設のほか、イベントや事業なども含まれる。ただし、ネーミングライツを導入済みの施設や市役所・区役所の行政系施設、小学校・中学校の学校教育施設など、施設の性格上ネーミングライツの導入が適当でないと判断した施設は除く。

 提案者の本社・本店所在地は相模原市内外を問わない。3年以上の期間での提案を原則とする。

 事前相談は7月11日まで受け付け、8月1日まで実施する。提案書類の受付は8月8日まで。

 選定にあたっては、提案のあった施設などを所管する担当課で導入の可否を検討した後、選定委員会が提案内容や経営状況、企業理念、愛称、金額、期間などを勘案し、ネーミングライツの優先交渉権の付与を決定する。

 相模原市でのネーミングライツの導入は2011年度に相模原市立相模原球場を「サーティーフォー相模原球場」としたのが初めてのケース。以来、「相模原ギオンスタジアム」「ノジマメガソーラーパーク」「こけ丸の森」などのケースがある。

ニュース提供元:株式会社タウンニュース社