サマーわぁ!ニバル8月5日、6日 4年ぶり開催

2023/07/27

「ありがとう」踊りに

 東林間の夏の風物詩、東林間阿波踊り「サマーわぁ!ニバル」が8月5日(土)と6日(日)に東林間駅前で開催される。

 2日間で地元5連を含む41連、約2700人の踊り手が東林間に集結。東林間駅前の通り沿いをメインに設置される6つの演舞場で、流し踊りを披露する。今年32回目を迎え、市内外から延べ15万人が来場する一大イベントとなっている。

 コロナの影響により2019年以来4年ぶりの開催となる。実行委員長の田中武さんは「コロナが空けて開催できることに感謝したい。見ている人が楽しめるように」と意気込みを語る。

 中止の間、危惧したのは「気持ちの維持」。阿波踊りにオフシーズンはなく、ほぼ通年で練習や演舞披露を行う。コロナ下では2年間踊ることがなかった。同実行委の村上彰事務局長は「祭りは毎年行うことが当たり前。それがなくなり、気持ちが切れないか不安はあった」と語る。

 今年春、開催に向けて士気を高めようと、地元4連が参加する阿波踊りの演舞披露を関係者のみで開催した。田中委員長は「踊ったらやっぱり楽しいという感覚を思い出した」と語る。

クラファンで資金集め

 コロナ下や物価高騰などによる資金不足はクラウドファンディングで補った。目標金額30万に対し、2倍を超える額が集まった。広報部で地元連壱粋の連長を務める中村憲一さんは「開催できる喜び、ありがとうを踊りに込めたい。とにかく阿波踊りは音が『うるさい』。その熱気を楽しんで」と呼びかけた。

 「サマーわぁ!ニバル」の開会式は5日、午後5時15分〜。阿波踊りは5時40分(6日は5時20分)〜開始。午後8時まで。模擬店は2時30分〜。

ニュース提供元:株式会社タウンニュース社