中山間地域 まちづくりを考えよう 10月8日 医療や福祉の体験イベント

2023/09/21

地域に配布されているイベントポスター

 誰でも安心して暮らせるまちづくりをテーマにしたプロジェクト「第1回相模原あじさいサミット」が10月8日(日)、藤野芸術の家(牧野4819)で開催される。午前10時開場、午後8時終演。入場無料。

 プロジェクトを主催するのは医療や介護、福祉従事者たちで構成される「みどり北をつなぐ会」。同会は2014年、旧4町エリア(藤野・相模湖・津久井・城山)で訪問診療を積極的に行う広瀬病院の広瀬憲一院長および藤野在宅緩和ケアクリニックの石橋了知院長が中心となり発足した。多職種の関係づくりをするとともに、連携しながら地域貢献を目指して活動をしている。

Z世代にも

 近年は少子高齢化が著しい「中山間地域医療の在り方」についての話し合いを続けてきた。中山間地域を考えた時、「共生社会」の重要性を感じた同会はまず、「地域の人たちみんなで考えるためのプラットホーム」をつくろうと今回のイベントを企画。未来を担うZ世代にも「きて・みて・ふれる」を感じてほしいと、講演やトークセッションだけでなく、メタバースや介護器具体験、もしバナゲーム大会、ドローン見学会など、さまざまなイベントを実施。歯科医師で現代美術家の長縄拓哉作品展、ブラスバンドやダンスステージなども予定している。

 担当者は「この催しが、一人でも安心して住めるまちづくりを考える一つのきっかけになればうれしい。若い世代や地域の人たちに気軽に足を運んでほしい」と来場を呼び掛けている。

 同会では同様のイベントを来年は橋本地区で、その後、南区、中央区と拡げていきたいとしている。詳細・問い合わせは同会事務局(村口さん)【携帯電話】090・3337・4135または、下記二次元コードで確認を。

ニュース提供元:株式会社タウンニュース社