アイダエンジニアリング EV車の充電設備を開放 全車種対応「普及の一助に」

2023/10/05

設置されたEV車の充電設備

 プレス機械で国内大手のアイダエンジニアリング株式会社(鈴木利彦代表取締役社長/大山町2の10)は、電気自動車(EV車)の充電ができる「アイダEV充電ステーション」を開設。9月から一般への開放を始めた。

 アリオ橋本の南側、同社工場の敷地内の一角にできたステーション。設置されたのはテスラ車専用高速充電器(スーパーチャージャー)が4基と普通充電器(ウォールコネクター)が3基。スーパーチャージャーは出力250kW、約30分でフル充電できるテスラ車専用の充電設備。一方のウォールコネクターは、全車種のEV車に対応し出力は8kW。1時間に10%ほどの充電ができる。ステーションは24時間開放され、自由に利用することが可能。使用料はかからず電気料金のみとなる。

 同社はEV車に使われる駆動用モーターコアを生産するプレスマシンの製造販売をしており、最終ユーザーの7〜8割が自動車メーカーとなる。同社管理本部の熊谷彰仁副本部長は「自動車業界に関わる会社として日本のEV車の普及に向け、少しでもお役に立てればと充電ステーションを開設しました。地域の方をはじめ、多くの方にご利用いただければ」と話している。

ニュース提供元:株式会社タウンニュース社