国際大会で投打に活躍 相模原西リトルシニア 山本快人さん

2024/01/18

好プレーで投打にわたって活躍した山本さん(左)とコーチとして参戦した天野さん。二人とも選抜チームに参加するのは初で、「日の丸のついたユニフォームは緊張した」と話した

 相模原西リトルシニアに所属する山本快人さん(投手/中野中2年)が、リトルシニアの南関東支部選抜に選出され、年末に台湾で開催された日台会長杯国際野球大会でチームの準優勝に貢献した。

 この大会は、日本の10チームと台湾の10チームが参加。日本は台湾のチームと、台湾は日本のチームと10戦し、ポイント制で優勝を決める。

 山本さんは4試合に出場。中でも印象に残っているのは最終戦。この試合の結果次第で優勝か準優勝かが決まる大事な一戦で、山本さんは中継ぎで登場した。「台湾の選手は大きくて強かった」という相手に対して、2回を無安打で0点に抑えた。「初めてあんなに緊張したという試合だった。自分だけで守るのではなく、打たれてもチームが守ってくれると思い、チームを信じて投げたのが良かった」と振り返る。打撃でも、大会中盤に逆転の2ランスクイズを決めるなど、投打にわたって準優勝に貢献した。5日間で10戦の大会、チームを振り返り山本さんは「選抜だけあってみんなとても上手で、それに付いていくのは大変だった。競争も激しく、自分ももっと頑張らなきゃいけないということに気付けたし、もっと上手くなれると感じた」と話した。

 また、選抜チームには同じチームで助監督を務める天野大介さん(29)もコーチとして参加。天野さんは「これまでチームでは監督やコーチを務めてきたが、初めて支部から依頼が来て選抜のコーチを引き受けた。南関東代表という責任を胸に戦うことができた。みんなで準優勝できて子どもたちに感謝したい」と喜びを語った。

ニュース提供元:株式会社タウンニュース社