相模つばさ幼稚園 地域で見守り、育てる 他園と交流会を開催

2024/02/01

ドッジボールを楽しむ園児たち

ひばり幼稚園迎え

 淵野辺の相模つばさ幼稚園で1月17日、淵野辺ひばり幼稚園の園児たちを迎えての交流会が行われた。

 規模が比較的小さい相模つばさ幼稚園は、日ごろから公園などに出かけることが多いという。そうした園外保育に加え、「他の園に行ったり他の園の子どもたちと遊ぶことで交流を深め、いつもと違うことを体験してほしい」と6、7年ほど前から他園との交流を活発に行ってきた。コロナ禍の中止を経て、昨年から再開した。

 今回やってきたのは淵野辺ひばり幼稚園の園児たち。2園はすぐ近くにあるため、同じ小学校に通うことになる園児も多い。そこで「小学校に上がってから仲良くなれるように」と、4月からの新学期に向けて年長の園児合わせて120人ほどが参加した。

 園児たちは園対抗のドッジボールに参加したり、遊具で自由に遊んだりと楽しんでいる様子で、「バスケは(自分の園には)ないから楽しい」「ドッジボールが面白かった」などと笑顔を見せていた。

「地域の園は仲間」

 園同士の交流は、園児・教諭同士の親睦が深まるだけでなく、子どもたちを地域で見守ることにもつながる。平本大輔副園長は「他の園と一緒になって地域の子どもを見て育てていきたい」と話す。淵野辺ひばり幼稚園の菊田上副園長も「最近は昔と環境が変わってきている。通う園にかかわらず、みんなで見守っていくような環境に」と頷いた。同園では今後も他園との交流を積極的に行っていくという。

ニュース提供元:株式会社タウンニュース社