青年工業経営研究会 45代会長に沼澤さん

2024/05/09

マイクを使わずあいさつをする沼澤さん

「前のめりで」

 相模原商工会議所工業部会に属する「若手経営者」らによる組織「相模原市青年工業経営研究会」の2024年度通常総会が4月16日、市立産業会館で開かれた。45代目となる会長に沼澤剛志さん((株)シグマ工業代表取締役)が就任した。

 その後企画された同研究会45周年の祝賀会では歴代会長をはじめ、OBOGら100人以上が集まった。その場で前年度会長の本庄浩義さん(ミナシアホールディングス)からバトンを受けた沼澤さんは年間テーマを「前のめりたれ!」とし、「全力で突き進んでいく」と宣言した。また、高校時代の野球部でライバルだった選手が3年時の大会でホームランを打ったことに触れ、「自分は途中で退部してしまった。あの時、彼の活躍を見て本当に後悔した。あれ以来、悔いを残さず努力をしようと意識が変わった」など現在の経営姿勢につながるエピソードを披露し、会場を沸かせた。

 同会議所杉岡芳樹会頭は「力強い言葉に期待ができる」とし、本村賢太郎市長は「経営者の方々は毎日が決断、判断の連続であると思うが、地道にがんばっていただきたい」とあいさつした。

30社 経営課題研究

 同研究会はその名称を略して「青工研(せいこうけん)」と呼ばれている。今年度は30社が所属。ブロックに分かれ、経営に関する諸問題を研究、討議。経営者としての「器を磨く」に取り組んでいる。なお副会長以下の人事は以下の通り(敬称略)。◆副会長/大谷勇樹(取説maker)、田邉直人(小林工塗)、◆渉外理事/山口陽一(セラム・グループ)、◆監事/川井聡(ワード技研)、丹羽勇介(勇工業)、◆理事/大類寛希(ユタカ精工)、志村亜希子(Career―Now)、山下真平(相栄建総)

ニュース提供元:株式会社タウンニュース社