GW 各所でにぎわい

2022/05/12

GWに多くの人が訪れた高田橋周辺=5月3日

 3年ぶりに新型コロナ対策の行動制限がない「大型連休」となった4月下旬から5月上旬、市内でも各所でにぎわいが見られた。

 相模川の高田橋付近はバーベキューなどを楽しむ人の姿が多かった。天候に恵まれ気温も高かった5月3日、河川敷は車の通行が難しいほどになった。中央区内から訪れた親子連れは「ここまで人がいると思わなかった。ただ、にぎやかな方がこちらも盛り上がって楽しい」と話した。

 アウトドアブームの中、キャンプ場も人で溢れた。緑区大島の上大島キャンプ場は「連日満員。昨年と比べて組数が増えた」と盛況ぶりを喜ぶ。「少人数で訪れる人がほとんどだった」とも話した。

 相模原市立博物館(高根)では4月29日から5月5日までの1週間(1日休館含む)で、4125人(前年比+1267人)が入場。昨年と比べると大幅に増加しており、「遠出をするにはまだ少し抵抗のある方が多かったのでは」と同館職員は推測する。

大凧中止も座間では

 一方、南区で例年この時期に行われている「相模の大凧まつり」が3年連続の中止となる中、同じく相模川を会場とする「座間市大凧まつり」は5月4、5日に規模を縮小した上で開催された。座間会場を訪れたという相模の大凧文化保存会の川崎勝重会長は「技術継承のために凧を作ることは必要。(座間で)凧揚げができたことは良いこと。相模原はまん延防止等重点措置が延長となったことから(凧作りについて)慎重な判断をした。来年はぜひ揚げたい」と話した。