相模川 「大きくなぁれ」 園児が稚鮎放流

2022/05/26

アユを放流する田名幼稚園の園児たち=5月16日、相模川高田橋付近(相模川ふれあい科学館提供)

 もうすぐ「アユ解禁」。水郷田名の相模川ふれあい科学館による「稚鮎の放流会」が5月16日、高田橋付近で行われ、田名幼稚園の園児約40人が参加、同館スタッフらと稚鮎300匹を放流した。

 子どもたちに相模川の象徴である鮎への関心を高めてほしいと、同館が毎年実施している取り組み。この日はあいにくの雨だったが、園児たちは元気いっぱい。「大きくなってね」「行ってらっしゃい」と声を掛けながら鮎を川へ放した。同園の永保貴章副園長は「これを機に鮎の生態や自然環境に関心をもってもらえれば」と話した。