星が丘小長瀬さん ハテナ館キャラ命名 応募61件から選出

2024/01/18

「身長が同じくらい」の「テナ」ちゃんと長瀬さん

 田名塩田の旧石器ハテナ館(史跡田名向原遺跡旧石器時代学習館)のキャラクターの名称に、相模原市立星が丘小学校3年の長瀬健人さんが考えた「ハテ」くんと「テナ」ちゃんが選ばれた。

 今年15周年を迎える同館の2人のキャラクターは、長い間名前がついていなかった。昨年10月、より市民に愛着を持ってもらおうと名前を募集したところ61件の応募があり、その中から長瀬さんの考案した名前が選ばれた。家族と同館を訪れたことがあるという長瀬さんは、募集を知って「10分くらい考えた」そう。名前の由来は「ハテナ館の名前が思い描けるように2人でひとつの名前が浮かぶもの」。

 12月22日には同館で表彰式が行われ、長瀬さんと市教育委員会の渡邉志寿代教育長、名前選考委員会のメンバーらが出席した。渡邉教育長は「素敵な名前をありがとう」と感謝を述べ、「これからハテナ館とキャラクターがもっと広まっていったら」と期待を込めて賞状を手渡した。

 長瀬さんは「びっくりした。もっといい名前があるんじゃないかなと思っていた。選ばれてうれしい」と喜んだ。矢じりなどに使われていた黒曜石に興味を持っているそうで、記念品として贈られた黒曜石を手に笑顔を見せていた。

ニュース提供元:株式会社タウンニュース社