
「また優勝したい」と話す野口さん
プロ修斗元世界フェザー級1位の秋本じんさんが設立した総合格闘技の秋本道場(橋本)に通う野口大輝さん(小学4年)が6月1日に横須賀市で行われた第10回神奈川県少年少女レスリング選手権春季大会(神奈川県レスリング協会主催)に出場し、小3・4年生37kg級で優勝した。
八王子市の陶鎔小に通う野口さん。父親の影響でブラジリアン柔術を2年程習い、「勝つためにはレスリング力が必要」と、半年前から同道場でレスリングのトレーニングにも励んでいる。今大会は野口さんにとってレスリングデビュー戦で、「試合前は相手が強いのか弱いのか分からないので多少不安はあった」と思い返す。実際に決勝戦では自分より体格の大きな相手に苦戦したが「タックルで攻めまくった」とアグレッシブな姿勢が奏功し見事に優勝を手繰り寄せた。
野口さんは結果を「うれしい」と喜ぶと、「まだまだ強い人はいっぱいいると思うので、たくさん大会に出てまた優勝したい」と力強く話した。