
感謝状を受け取った鴨志田さん(右)と後藤泰弘署長
淵野辺にある精肉店「肉の旭屋」を切り盛りする鴨志田里美さんが5月初め、行方不明になっていた認知症の高齢者を店の近くで発見し、人命救助に貢献した。地域住民との連携が警察への通報の鍵になったという。27日に相模原警察署で感謝状を受け取った。
鴨志田さんが行方不明者の発見を警察に通報したのは午後4時頃。店の向かい側にあるスーパーマーケット出入り口で不自然な動きをする高齢者がおり、気になっていたところ、店に駆け込んできた常連客、茨木明美さんの「市の防災無線『ひばり放送』で案内があった人物ではないか」との指摘を受け通報に至った。鴨志田さんは「茨木さんとはプライベートな話もするような仲だったので、すぐにうちに言いに来られたのだと思う」と話す。同店が日頃から地域住民と密に関わっていたことが、行方不明者の早期発見につながった。
声掛けと通報を
同署によると、相模原市内に住む高齢者が数日間行方不明になり、横浜市瀬谷区で脱水状態のところを発見されたケースもあったという。担当者は「同じところをうろうろしている人や、疲れて動けなくなりじっと座っている人がいたら声を掛け、認知症の疑いがあれば警察に通報してほしい」と話している。