
ロープを使って水難者を引き上げる署員
夏を前に大島の相模川河川敷で5月19日、神奈川県警察本部、相模原北警察署、相模原市北消防署の3者による合同水難救助訓練が行われた。
当日は、釣り人が流され中州に取り残されたことを想定し実践的な訓練を実施。3者が連携して対応し、レスキューロープを使用するなどして水難者を救出した。傷病者の搬送や水難救助の装備品の装着確認、ゴムボートの組み立て、操船要領なども確認した。
相模原北署によると、県内の昨年の水難発生件数は58件(前年比プラス16件)、水難者数は71人(同プラス19人)、死亡者は22人(同プラス5人)、場所別では海が52人、河川が16人だった。
同署では水難事故を防ぐための注意点として、「ライフジャケットの着用、飲酒後の遊泳禁止、子どもだけで遊ばせないこと、天候の確認」などを挙げる。特に河川では、雨やダムの放水などによって水位が上がり、流れが速くなることがある。「その際はダム放流の放送やサイレン、パトロール員の指示に従って速やかに安全な場所へ避難を。また、崖などの危険な場所、流れが速いところには近づかないように注意してほしい」と呼び掛けている。