西門商店街にあるタナカインテリア。創業は1959年の老舗で、現在の二代目店主・田中喜一朗さんと幸子さん夫婦で営んでいます。カーテンや絨毯の購入先として、価格重視のホームセンターや手軽なネット通販が主流となるなか、同店のウリは確かな仕入れときめ細やかなサービスです。

　例えばカーテンが必要になった相模原市内の顧客がいた場合、希望があればサイズを家まで無料で測りに来てくれたり、お店で気になったカーテンを選んだならば、部屋の雰囲気に合うか、実際に取り付けてくれるサービスを行っています。もし選んだ商品が部屋に合わなかった場合は、別の商品を提案するなど、真摯に対応をしてくれます。こうした対応を気に入ってリピーターとなる顧客も多いといいます。幸子さんは「10人お客様がいれば10人それぞれ正解は違います。ご要望をお聞きして、その方にとってのベストを一緒に考えるのが私たちの仕事です」と話します。

　また、同店が仕入れで重視しているのは、「絨毯もカーテンも値段にあった良い品物なのか」という視点です。「値段が安く、デザイン性が高くても、素材の品質が悪くては、すぐダメになってしまいます。カーテンも絨毯も長くお使いいただくものですから、ずっと使い続けて頂ける良い品質のものを仕入れ、なるべく安値で提供しています」と話します。

　絨毯やカーテンなどの購入を考えている方は、品質の良い商品を適正価格で提供し、顧客のニーズに合った提案と、きめ細やかなサービスを続ける同店に相談してみてはいかがでしょうか。

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