豊國屋は、相模原市内で古くから栽培されてきた大豆「津久井在来大豆」の魅力をたくさんの人に知ってほしいと、無添加の加工品を製造・販売しています。

店主の岡本政廣さん・加代子さんご夫妻が明るくきりもりする店内には、ベストセラーとなった「蒸かし豆缶」をはじめ、「きなこあめ」、「納豆」、「納豆糀漬け」などが所狭しと並んでいます。中でも「蒸かし豆缶」は、津久井在来大豆の持つ自然の味わいをそのまま届けたいと、試行錯誤して開発されたヒット商品。最近、贈答用として購入する人もいるという知る人ぞ知る、通の逸品です。

「長持ちするから、防災用に購入される方もいますね」と岡本さんは話します。

ふっくらちょうどいいやわらかさで、噛むほどに大豆の甘味を感じます。子どもから高齢者まで、幅広い層に好まれる商品だというのもうなずけます。この滋味深い味わいがたまらないと、遠方からお店を訪れる人も少なくないのだとか。

最近では、この津久井在来大豆のきな粉を使ったあげぱんを無印良品さんが販売し、話題になりました。「豆本来のおいしさをぜひ感じてほしいですね」。

岡本ご夫妻の情熱とこだわりが詰まった加工品の数々を見にぜひお店に訪れてみてください。

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