1991年にオープンした髪ing727（カミングセブンツーセブン）。店名の「髪ing」は英語の「coming」の当て字で、お客様が来てくれたことを歓迎すると言う意味。「727」は代表の永留光男さんの誕生日。オープン当時は、数字を店名にするというのは珍しかったそうで、「インパクトがあって覚えてもらえるように」と付けたそう。さらに、自分の誕生日の数字を店名にすることで、「自分とお店が一緒に成長していこう」という思いが詰まっています。
　
同店の売りは「ウルトラファインバブル」。直径1マイクロメートル未満の微細な泡のことで、毛穴や髪の毛の細かい隙間にある汚れを落とすことができます。そのため、ストレートパーマや育毛にも効果を発揮します。さらに、その洗浄効果は、カラーリングやパーマの後の薬品のニオイも落としてくれます。「お客さんからは、カラーの後は薬品のニオイがきつかったのか愛犬が寄り付かなかったのに、ウルトラファインバブルでカラーリングをしてもらってからは、すぐに犬が寄ってくるようになったと言われましたよ」と永留さん。また、お客様のヘアスタイルの電子カルテを残し、次の来店時にチェックできるなど、さまざまなサービスを提供しています。

永留さんが美容師を目指すようになったのは中３の時。たまたま行った理髪店で「カットモデルをやってくれないか」と声を掛けられのがきっかけでした。モデルとしてカットのスタイルを競う競技大会に行った時、それまでは全く理容師に興味がありませんでしたが、競い合う理容師の姿を見て一気に魅かれたと言います。中学を卒業すると、すぐに専門学校へ入学し、卒業と同時に理髪店で働きました。20歳の時には、講師免許を取得。23歳で講師デビューし、全国大会で審査員を務めた経験もあります。
　
同店では、独自のポイントカードを発行。2枚集めると豪華賞品があたる抽選に挑戦できます。相原二本松商店街の加盟店でもあるので、おなじみの「マツボースタンプ」も利用できます。LINEや紹介カードなどのサービスも取り入れ、お客様にリピートしていただけるお店づくりに努めています。

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