JR相模原駅南口から国道16号をつなぐさがみ夢大通りにある生花店「相武ガーデン」。広い店内には、生花のほか、季節の鉢花や観葉植物、洋蘭、山野草が揃うなど、豊富な品ぞろえに驚きます。

 創業は1980年で、現在の店主の横尾一男さんの父が始めました。横尾さんは、創業以来変わらないことが２点あると言います。一つ目は「花の鮮度にこだわった仕入れ」です。品質の良い商品を仕入れることが、長年にわたり店を支えてくれている顧客の信頼につながると話します。二つ目は「地域密着」の店舗運営です。相模原市中央区の生花店として「地域に必要とされる、地域に愛される店でありたい」と横尾さん。そのため、顧客とのコミュニケーションを大切にし、経験と知識が豊富なスタッフがときには顧客の目的にマッチしたお花を提案するなど、丁寧な接客を心掛けています。この日も得意先へ贈る花の相談に来た人や、家に飾る観葉植物を吟味する人など、様々な方が同店を訪れていました。

  季節の花も豊富に取り揃えている同店。横尾さんは「季節の花を見にくるなど、気軽にお店に来ていただきたい」と話します。コロナ禍で閉塞感のある現在、「お家でお花を楽しんでいただけたら、癒しになるのではないでしょうか。人生の様々なシーンでお花を楽しんでいただきたい」と話しました。

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